戦後76年、今日までいろんな変革期があった。
その中でも私が目を向けた昭和45年から55年の十年間も大きな転換期だと思う。
ここに挙げた写真は岡山県北の数ヶ所である。伝統的な生活を残しながら、また古い行事も残っていた。失われた生活や村を棄てて、県南に出ていく 人達もいた。
そうした地域に目を向けてシャッターを切った写真です。
西粟倉村の旧家 大茅の生活 旧梶並村東谷のミツマタ 奈義町 横仙歌舞伎 日本原演習場 上斎原の民宿 物見花祭り 新見市草間のたばこ栽培 蒜山開拓村 津山市上横野の紙漉 新見市千屋の内馬屋 作東町の牛による耕作。
今、見ると形を変えたもの、なくしたもの 私が残した映像を見ていただきたい。
また、利用して頂きたいと思います。
この後もシリーズとして瀬戸内海の島の生活や行事の写真を連載したい。
田舎のブレッソン 髙田 昭雄
彩 日光尾瀬 日光と私。49歳になった時に会社の命により、日光の会社に出向となり、いろは坂に近い寮に入り1年間過ごす事となりました。 赴任したのは夏、大正天皇の御用邸もあった場所で、夏は過ごしやすく快適なところでした。 それに対して冬は寒く、室内でもビールが凍ると言われ冷蔵庫にしまっていました。こうした中、1年間美しい自然にカメラを向けていました。